大宇宙のささやき 第41号

 

続・21世紀の一般常識講座

 

【すべての現実は同時に起きている】

 

バシャール:皆さん、こんにちは。では、質問があればどうぞ。

ぐり:いろんな本を読むと、ボクたちの肉体は滅んでも魂というのは永遠である、と書いてありまチュが…。

バシャール:そうです。皆さんは永遠なる存在です。肉体は滅ぶのではありません。ただ、別の形になるだけです。

ぐり:それで、ボクたちの魂は輪廻転生して、何回も何回もこの世に生まれて来るというんでチュけど。

バシャール:はい。でもいまあなたは、時間を直線的にみた話をしていますね。この物理次元には、時間の観念が必ず入ってきます。「まえ」とか「いま」とか「そのあと」という話になります。でも、創造の真理からすると「すべての人生がいま起きています」。

ミーコ:つまり、今世とか、未来世、過去世などと言っているものは、すべて同時に存在しているわけだニャ。

ぐり:う〜ん、もうちょっと、その辺のことを詳しく説明してもらいたいでチュ。

バシャール:時間と呼ばれているものも、皆さんの幻想です。皆さんなくして、時間は存在し得ないのです。皆さんが過去世、来世と呼んでいるものはすべて「いま、ここ」に同時に存在しています。ただ、物理次元からみると、ある人生のあとにまた別の人生があるように見えます。ちょうど、皆さんの世界にある映画のフィルムのようなものです。

ぐら:それは、どういうことでチュか?

バシャール:皆さんの目から見て、過去世などの他の人生は、フィルム上のひとコマひとコマのようなものなのです。映画のフィルムには、たくさんのコマが順番に並んでいます。そして、その映画をちゃんと理解しようとすると、コマをひとつずつ順番に見ていかなくてはなりません。

ぐり:ストーリーとしてわかるためには、最初から最後まで順番に見なくてはならないというわけでチュね?

バシャール:はい。ひとつのコマの人生からみると、その前のコマ、後のコマとは直接につながっていないので、自分以外のコマは見えません。これが、物理次元からの見方です。

親分:なるほど。それはちょうど、フィルムのコマの中から、外を見ているといった観点なわけだね。

バシャール:はい。この物理次元は、本質的にひとつずつ、時間にそってものを見ていく次元ですが、統合された意識は、すべての次元の現実で起きていることを、一度に見ることができます。皆さんの大いなる自己やオーバーソウルの意識は、フィルムをまわす技師のように、すべてのコマを一望に見渡すことができます。

ぐり:とすると、そのオーバーソウルというより高次な魂の観点からすれば、ボクらの来世を先に、そしてそのあとに過去世を見ることもできるわけでチュね?

バシャール:はい。オーバーソウルの次元では、この物理次元のような時間や空間の概念は存在しないからです。まったく意味がないのです。ですから、未来も確定していませんし、過去も確定していません。

ぐら:そうなってくると、「ニワトリが先か? 卵が先か?」の話みたいに頭がこんがらがってきまチュ!

ぐり:未来が確定していない、というのはわかるんでチュけど、過去というのはもうすでに起こってしまったことだから変えようがないと思うんでチュけど…。なぜなら未来は、単に想像しかできないけれど、過去は、実際に思い出すことができるんでチュから。

バシャール:記憶は、現在において創られます。あなたが思い出すとき、あなたは過去にいるわけではありません。その記憶をいまあなたのいる“現在”から創り出しているだけなのです。ですから、あなたが現実的に創れば創るほど、過去は、より現実的なものとなってきます。

親分:ということは、過去はひとつではなく、いく通りもの過去が存在するということか…。

バシャール:はい。こういうことがあったから、こうした現在の自分があるのだ、と思いたくなる様々な要素を、あなたは“過去の記憶”と呼んでいるのです。この過去の記憶は現在から創り出しているだけなのです。過去になにが起きたかとは、まったく関係なしに、いま存在したい自分を“いま”のあなたで創り出すことができるのです。

ミーコ:つまり、まったく過去に影響されずに、いま現在、どんな自分にもなれるということなんだニャ!

バシャール:基本的には過去世や来世は、実は「いまのあなたの人生と同時進行し、並行して存在している」ということができます。

親分:なるほど。過去世も来世も、自分が存在するパラレル・ワールド(並行世界)のひとつだとも言えるんだね。

バシャール:はい。全体としてのあなたの魂は、物理次元、すなわち肉体を持っている次元、そして非物理次元、肉体を持っていない次元のすべてを、いま同時に体験しています。だからといって、皆さんがいまいると思っている時点から、すべての人生を理解する必要はありません。皆さんのいる現実で、そんなことを考えていたら、きっと、なにもできなくなってしまうでしょう。

ぐら:う〜ん、やはりボクはシンプルに、いまこの現実の中でワクワクする人生を送ることにしまチュ〜!

ぐり:そうでチュ。未来や過去にとらわれずに、今を楽しむのが大切なんでチュよね〜! (つづく)


 

☆☆☆ 大いなる愛の図書館 ☆☆☆

 

 一昔前、こんな歌が流行しました。「幸せは歩いてこない。だから歩いていくんだね…」本当にその通りなんです。幸せなんて、まっぴらご免だ、という人は別にして、誰だって、幸せを望んでいるはず。だったらどうぞ、幸せになってください。

 でも、ただ座って待っているだけでは、幸せはやってきません。幸せというのは、自分自身の力で創り出すものなのです。そして、すべての人が、自分で幸せを創造できる力を持っているのです。まず、そのことに気づいてくださいね。 

(★=オススメです!) (★★=すごくオススメです!) (★★★=最高にオススメです!)

 

○「本音で生きて下さい」 ★★ 高麗恵子(株式会社ガイスト)¥1800+税(CD付き)

 本音を表現して生きることがはじまり、体は健康になり、仕事も奇跡的な成果を上げ始めました。本音は生命の要求です。本音を表現して生きる時、自ずと生命の働きがわかってくるのです。 ☆想いは実現すると言いますが、まさにそれを証明するような内容の本ですね。

「人はなぜ生まれたか」 ★ デイビッド・シュパングラー(日本教文社)¥1219+税

 「個人の意識革命こそが愛と平和をもたらす」と主張するニューエイジ思想の著名な理論家、デイビッド・シュパングラー。彼は20才の大学生の時にヨハネと呼ぶ精霊のメッセージを受けとり、北スコットランドにあるフィンドホーン共同体の教育機関としての基礎を作り上げた。本書は彼の講話を収録している。 ☆私たちの日々の体験のひとつひとつがいかに神聖なものであり、心を高めてくれる「神の呼びかけ」そのものであるか、ということを分かりやすく説明してくれています。

「地球の秘密」 ★★ 坪田愛華(地球環境平和財団)

 これは12歳の少女による本です。地球環境のことや、実際に私達に何ができるのかということを、わかりやすく教えてくれます。本書は人々に大きな衝撃を与え、世界中で読まれるようになりました。環境問題に著しく貢献をした人として、彼女には国連から「グローバル500賞」が贈られ、この本は国連に永久保存されることになりました。 ☆地球に対する深い思いやりに満ちた、とても素晴らしい本です。「愛華、光の中へ。」(朝日出版社)もでています。


 

☆☆☆ 限りない宇宙の調べ 38 ☆☆☆

 

 今回は「百匹目の猿」の話をご紹介します。この話については、船井幸雄さん他の方々が、いろいろな本の中で触れていますので、いまでは一般の人達でも知っているくらいに有名な話ですね。簡単に説明すると、それはこんな話です。

 「宮崎県にある幸島(こうじま)では、野生猿が研究のために餌づけされていました。エサはサツマイモです。ある日その島の若いメス猿が、一つの発見をしました。エサのサツマイモを海水で洗うと、イモの土や砂がとれ、おまけに適度な塩味がついて、とても具合が良いと気づいたのです。

 そのメス猿がイモを洗うのを見て、周りにいる若い猿や彼らの母猿達が、この新しい習慣を真似しはじめました。そのうちに、幸島ではイモを海水で洗う猿が徐々に増えていき、その仲間にある若い猿(これを象徴的に百匹目という)が加わった時、海を越えた向こうの他の島々の猿や、高崎山の猿達も、いっせいにイモを海で洗い始めた…。」

 つまり最初に少数の猿達だけで共有されていた情報も、それを知る猿の数がある一定数を超えた時には、何らかの作用で猿の社会全体へ伝達されるというのです。人間でも同様の現象が起こります。《詳しく知りたい方は、「なぜそれは起こるのか」喰代栄一著(サンマーク出版)がオススメ》簡単にいえば、いわゆる「集合的無意識」のレベルで、人類全体もつながっているわけなのです。

 近頃では、インターネットなどで、世界の平和を同時に祈る呼びかけがありますが、こういった試みは大変有効ですね。世界平和を強く望む人々の数が一定数を超える時、それこそ地球は一気に平和な惑星に変わることでしょう! (つづく)


【編集後記】

 現在、世界中で牛や豚など、家畜のエサとして消費されている穀物飼料を、一割だけでも人間の食用に転用すれば、世界中の人々が飢えから解放されるそうでチュ。(ぐり)

 それが分かっていながら、どうして人類はいまだに地球上の飢餓問題を解決できないのか、ボクらは理解に苦しみまチュよ〜。だって、肉食を一割減らすだけでいいんでチュよ!(ぐら)

 

☆☆☆ 生命の目的は進化を生み出すことである (サナンダ) ☆☆☆

 

 

次号に進む

目次 | Home