大宇宙のささやき 第49号

 

続・21世紀の一般常識講座

 

【他人のためにできること】

 

バシャール:皆さん、こんにちは。ご機嫌はいかがですか? さて、今日は何から始めましょうか?

ぐり:はい。実は、自分の大切な人がとても苦しんでいるときに、例えば病気とか、離婚の問題で苦しんでいるとか、そういったときに相手のために何をしてあげられるのか、と最近悩んでいるんでチュ。

バシャール:わかりました。少し提案できることがあります。まず最初に、その相手を弱い存在と見ないでください。慈悲をかけると、その人自身のいまの状態をより強調することになります。

ぐら:なるほど。相手のことを可哀想だとか、力のない弱い存在として見てしまうと、その状態がより強調されるだけだ、というわけでチュね。

バシャール:そして二番目に、すべての個人は自分の現実を選択している、ということを理解してください。

親分:つまり、その「苦しい状況」以外の現実を選択する自由を、その人は持っている、ということだね。

ぐり:つらい思いをしているその相手に、そういった考え方を教えてあげるというのは、どうでチュか?

バシャール:その人たちに、なにかを提案することはできます。それによって、その相手が変わることができるかもしれません。しかし、変化をその相手に押しつけることはできません。

ミーコ:相手の観念が、それを受け入れないかも知れないわけだニャ。

バシャール:はい。一番最初に理解してほしいのは、あなたが他の人の人生の責任をとることはできない、ということです。一番簡単にできるのは、その人達のために「自分の」責任をとることです。

ぐり:それについて、もう少し説明してほしいでチュ。

バシャール:それは次のようにやります。まず最初に、相手が罠にはまったような見方はせずに、その人個人が自分自身でそれらを抜けていく力を持っているのだ、と完全に信頼してあげることです。そしてその人達がいまやっていることを、自分の中で再定義づけしてください。

ぐら:それはつまり、いま自分が持っている、相手に対する見方を変える、ということでチュね?

バシャール:はい。相手はいま非常に苦しんでいるかもしれません。痛みを感じているかもしれません。でもその痛みを通り過ぎて、自分でなにかをやる強さがあるのは明らかです。そういった大きな制限をわざわざ自分に課している。その強さをまず見てあげてください。

ぐり:そうか、相手を弱い存在としてではなく、そういった状況を体験するためにその現実を選択した、力強い存在として見てあげられるわけでチュね。

バシャール:そしてその人達がなりたい本来の姿に、あなた自身がモデルとなってあげて、その人のまわりで輝いてあげてください。

ぐら:そうでチュよね。その人の前で自分まで暗い気分になっていても、状況は好転しないでチュからね。

バシャール:その人と気持ちを分かちあうことは、本来、その人の気持ちを持ち上げることなのですが、上から慈悲をかけられると、非常に落ち込みます。相手が絶望的な状態にいるとき、あなたがまわりで「あなたは本当に大変ね。もうあなたは絶望的ね」といっていたらどうでしょう?

ぐら:「絶望的な人は絶望的な人を呼ぶ」で、二人で絶望するだけでチュよ。

バシャール:ときによっては、誰かが絶望的になっているときに、あなたが幸せそうにハッピーにしていたら、なんて冷たい人だと思われることもあります。でもそれを怖れないでください。相手に話してあげてください。私はあなたのことがとっても好きだと。あまりその人のことを好きなので、愛しているので、そんな絶望的なことをいちいちあなたに見せていられない、と。

ミーコ:相手のことを絶望的に思ってしまったら、その相手の中にある力を否定することにもなるんだニャ。

バシャール:環境を変えたり、いろいろなものに立ち向かう姿勢を、ほんの少し変えることを教えてあげてください。なにかにワクワクしたり、新しい方向にあるワクワクすることを教えてあげてください。

親分:相手が変わるためのきっかけを作ってあげるんだね。

バシャール:でも、相手があなたの提案を受け取らなくても、それは彼らの選択です。あなたがいま、絶望の方を選んでいても構わない。でも私はずっとそばいにて、あなたがいつでもその新しいやり方をやりたくなったら、振り向いてください、と。

ぐら:結局、自分を変えられるのは自分だけなんでチュね。

バシャール:はい。自分自身を変えることが一番早い、ということを見せてあげてください。あなた自身が輝いて、光となってあげることによって、彼らもそれを感じざるをえないようにしてあげてください。自分が、その光の鏡となってあげてください。

ぐり:やっと、ボクも気持ちが明るくなってきたでチュ!

バシャール:人生は、ただ解放してあげるとき、自然の流れにまかせてあげるとき、一番うまくいきます。それがうまくいくように、許してあげるだけでいいのです。うまくいくようにする必要はありません。変化は、皆さんがリラックスしたときに一番早く起きます。 (つづく)


 

☆☆☆ 大いなる愛の図書館 ☆☆☆

 

(★=オススメです!) (★★=すごくオススメです!) (★★★=最高にオススメです!)

 

「抱きしめる聖者アマチの奇蹟」 ★★★ 西田みどり(徳間書店)¥1600+税

 現代インドの代表的な女性の聖者として、世界を舞台に活躍している「聖母アマチ」。その最も大きな特徴は、訪れるすべての人を抱きしめるというかたちで行われる「ダルシャン」にある。現在は1年の半分以上を「ダルシャン」を行うために世界を旅している。 ☆聖母アマチのダルシャンは、私も毎年日本で参加しています。

「無境界」 ★★ ケン・ウィルバー(平河出版社)¥2000+税

 「本書はわれわれが現在の体験をさまざまな部分に分割し、境界を設け、自分自身、他者、あるいは世界からいかにして絶えず疎外されていくかを探求するものである」ケン・ウィルバーのこれまでの著作の中で、唯一、一般向けのセラピーを中心にした実践書である。 ☆自己の成長と変容をめぐるセラピー実践書。トランスパーソナルに興味のある人にはオススメです。

「意図的に生きる」 ★ ハリー・パルマー(窓社)¥1800+税

 よりよい生き方、根本原理、至高の境地を求めて辿った道を回顧するパルマーの物語は、ヒッピーをしながらその答えを探したことに始まり、インテリ組織によくあるタイプの人々を近くで観察したり、「答え」を知っていることになっている人々の信念体系を探求したりすることを経て、ついには自分自身のやりかたで意識の探検に乗り出した経緯を述懐します。 ☆パルマーは「アバター」と呼ばれる教材を開発しました。「アバター」は、自分自身の現実を設計することを可能にするための、助けになる道具です。

「クリスタル・エンライトメント」 ★ カトリーナ・ラファエル(和尚エンタープライズジャパン株式会社)¥1800+税

 さまざまなクリスタルや石を、瞑想やヒーリングに使う人のためのガイドブック。 ☆全米ベストセラーのクリスタル・シリーズ3部作の第1弾。続編の2冊も出ています。石に興味のある方へ。


 

☆☆☆ 限りない宇宙の調べ 46 ☆☆☆

 

 1998年2月8日。私は「宇宙からの医者」牧まさお(小学館)を一気に読み終えました。これはブラジルのドクター・フリッツの奇跡について書かれた本です。ドクター・フリッツは、肉体を持たない精霊のような存在です。

 この本で彼は西暦2000年について、それは「人類の最終試験」だと言っています。その時までに人類の準備ができない場合は、地球の暗黒時代が来ることになる、というのです。私は滅多なことでは重い気分になりませんが、この本を読んだときは、久しぶりにガックリと重い気分になってしまいました。

 その夜、私はひどく寝付きが悪く、深夜に体脱をしました。気がつくと、身体が無重力状態のようになり、やがて誰かが私の手を静かに引っ張り、起きあがらせてくれました。(誰だろう?)と思って見ると、部屋に白い霧のようなものが浮いていて、それが次第に人の形になりました。

 とても親しみを感じる、優しい表情の若い男性の姿です。彼は部屋の空間を泳ぐようにして移動しながら、楽しげに私に話しかけてきました。とはいっても、実際に言葉を発するのではなくて、心の中に言葉が直接伝わる、テレパシーのような感じです。

 とっさに私は彼に質問してしまいました。(2000年以降の人類はどうなるんでしょうか?) すると、彼はにっこりと笑って、こう言いました。(最近になってやっと、これからの将来の時代を楽しみに思えるようになってきました…)

 そこで私は自分の肉体に戻ってしまったのですが、それまでの重い気分は、スッキリと軽くなっていました。どうやら人類は「最終試験」をクリアしたようですね。 (つづく)


【編集後記】

 親分によると、8月中旬以降から、とても強力な変化のエネルギーの波のうねりのようなものを感じているそうでチュ。この間に、トルコやギリシャ、台湾、メキシコでの大地震があったでチュ。(ぐり)

 米国では史上最大のハリケーン、日本では台風による大雨、洪水、東海村での臨界事故などといった重大事件が続いていまチュ。きっと、地球規模で変化が加速しているんでチュね。(ぐら)

 

☆☆☆ 私たちがやすらぎを感じるために、他の人が変わる必要はない ☆☆☆

 

 

次号に進む

目次 | Home