親分:今回も前回に引き続き、宗教に関連することがらについて、バシャールと一緒に考えてみよう。
ぐり:え〜っと、さっそく質問があるんでチュけど…。
バシャール:はい、なんでもどうぞ。
ぐり:いまの地球には、たくさんの異なる宗教が存在していまチュよね。
ミーコ:現在では、キリスト教、仏教、イスラム教が、世界の三大宗教だと言われているニャン。
ぐり:そのうえ、例えば仏教ひとつをとってみても、いろいろな宗派があって、みんなそれぞれに違う主張をしていたりしまチュ。どうして、こんなことが起こっているんでチュか?
バシャール:いわゆる救世主という概念、それがイエスであれブッダ(仏)であれモハメッドであれ、または、皆さんがそれらの意識に名付けているどのような名前であれ、地球上の肉体次元に具現化されたこれらすべての存在の高次なものの見方は一致しています。
ぐら:…と、いいまチュと?
バシャール:皆さんが救世主と呼ぶ概念を通して表明された意識のエネルギーには、元々食い違いはありませんでした。救世主が一番最初に知っていることは、彼らが誰をも救いに来てはいないということです。救われるべきものは何もないということです。
ぐり:救われるべきものは、何もない?
親分:前回の話にもあったように、すべての存在はすでに完全であり、何者からも救われる必要はない、ということだね。
ぐり:そうだったでチュ。ボクはこのごろ、忘れっぽくて困ることがあるんでチュ。それで、え〜っとボクが質問したことは何だったのか…。
ぐら:もう、ボケが始まったんでチュか? ボクはちゃんと覚えていまチュ! いろいろある宗教の違いについての質問だったでチュ〜!
バシャール:はい。様々な文献に見られる食い違いは、皆さんの文明に存在した人々の個性と、その人自身の考え方を通して見た救世主の解釈の産物なのです。それらの文献の一見食い違って見える部分はすべて、それらの情報が伝えられた時代に存在した人々の個性を通して表現された結果なのです。
ミーコ:平たく言えば、救世主のメッセージを受けとった、当時の弟子達や記録を残した人々の、様々に異なる個性が反映されているというわけなんだニャ。
バシャール:ここで指摘しておきたいのは、地球上のどんな宗教で使われている文献や教典にも、実際に述べられたことをすべて記述しているものはないということです。いかなるメッセンジャーが述べたことも、その完全な記録はありません。部分的なもの、乏しい記憶、大ざっぱな記録、そして、大半が実際に述べられた何年も後に記録されたものです。これらの文献はすべて歴史を描写しようと書かれたものではなく、「救われたければこれを信じなさい」と人々を納得させるため、もしくは納得させる試みから書かれたものです。
ぐり:なるほど、その当時は今のようにテープレコーダーやビデオレコーダーなどは、もちろんなかったでチュからねえ。
ぐら:そのうえ、長い歳月をかけて語り継がれるうちには、電報ゲームのようにして、最初の情報が歪められてしまう可能性も、当然ありまチュよね。
ぐり:メッセンジャーたちが、ボクらに一番伝えようとしていたことはなんでチュか?
バシャール:「自分自身を知りなさい。自分自身を知ることによって神を、大いなる全てを知ることができる」ということです。
ぐら:「汝自身を知れ」という有名な言葉がありまチュね。
バシャール:宇宙との関わりの中で自己を振り返ること、これが宗教となりました。ただこれは、宇宙と自己が分離しているという考え方や見方を通しての観点であることを、忘れないでください。
ミーコ:宇宙と自己との分離状態がなくなってくれば、今のような宗教の必要性も自然となくなってくるニャン!
バシャール:はい。もう分離は必要ありません。自分には救いが必要だと感じる必要もありません。皆さんが救いそのものです。皆さんがすでに天国なのです。楽園そのものなのです。
ぐり:人類の意識は、これから大きく変化していくんでチュね。
バシャール:はい。分離した自己を融合していき、再び大いなる全てとなる統合の立場からのシンプルなものの見方が、すでに皆さんが宗教と呼ぶものから何百歩も先に進んでいることを理解してください。このエネルギーが、地球上の他のすべての求道の手段といかに自然に融合していくかという基礎を、すでに創り始めています。
ぐら:ところで、今の時点ではどうすれば、ボクたちは統合をより加速させることができまチュか?
バシャール:それは無条件の愛を表現することです。これは、創造は創造物に対して無条件の愛を持っているという考え方が基礎となっています。
ミーコ:無条件の愛とは、見返りや報酬を求めず、ただひたすら無条件に与える愛のことだニャ。
バシャール:皆さんが創造主なのです。そして、皆さんが創造物なのです。自分自身を愛してください。そして、お互いを愛してください。 (つづく)
(★=オススメです!) (★★=すごくオススメです!) (★★★=最高にオススメです!)
○「星の王子さま」 ★★ サン・テグジュペリ(岩波少年文庫)\600+税
ある日、サハラ砂漠のまん中に不時着した飛行士が、ふしぎな子どもに出会いました。“ほんとうのこと”しか知りたがらない男の子、それが「星の王子さま」でした。「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)子どもの心や愛について深く考えさせられる、美しい本です。」 ☆シンプルな言葉で書かれた物語の中に、とても深い意味を持つ言葉が、さりげなくちりばめられています。そんな言葉を見つけたら、その言葉の持つ意味について胸の深い部分で味わってみると、多くの気づきが得られるのではないかと思います。
○「天使クラブへようこそ」 ★★ 山川紘矢(マガジンハウス)\1200+税
あなたも天使クラブへ入りませんか? 心に愛と勇気と平和をもたらす28章。「アウト・オン・ア・リム」、「聖なる予言」、「アルケミスト」など多数の、精神世界本の名訳者、山川紘矢待望の初エッセイ集。 ☆精神世界の本を読んでいると、いろいろな疑問が浮かんでくることがありますが、この本の中にいろいろなヒントが見つけられるかも知れませんね。
○「ODA援助の現実」 ★★ 鷲見一夫(岩波新書)\630+税
いまや世界一のODA(政府開発援助)大国になろうとする日本。しかし、それは本当に相手国の人々の役にたっているのだろうか。本書では、日本のODAが、開発途上国において実際にどのような役割を果たしてきているのかについて、具体的な事例を眺めることにより、その構造的な問題点を明らかにしてみたい。とりわけ日本のODAが、援助受け入れ国において、どのような形で環境破壊を誘発してきているのか、また現地住民、特に少数民族とか先住民の生活をどのような形で圧迫してきているのか、という点に焦点を合わせてみたい。 ☆日本の政治家および、官僚、そして世界平和に関心のある全ての人々には、ぜひともご一読願いたい書です。
日本は国土の67%が森で覆われ、(フィンランド、スウェーデンに次ぎ)世界第三の森林王国です。けれども生態系が豊かだといわれる原生林は、そのうちの3%以下しか残っていません。残りの95%以上は、スギやヒノキなどを植林した人工林と、伐採された森林が放置されたところに再び木が生えた二次林と呼ばれるものです。
つまり日本のほとんどの森林は、何らかの形で人間の手が入って良くない状態になっています。原始の姿をほぼそのままに伝えている原生林は、長い年月をかけ自然の力で作られてきたので、生態系としてあらゆる点で人工林より優れています。
自然林は木の種類が豊富で、たくさんの葉や花、木の実に恵まれ、そこには多くの虫、鳥、リスなどの小動物、そしてそれをエサとする肉食動物がいます。また自然林には落ち葉が多く、そこに住むたくさんの生き物たちによって豊かな土壌が作られると同時に、広葉樹は根が深く、多くの水を山に蓄え、水不足や大雨による洪水を防ぎます。
こういった優れた特徴は、人工林に植えられた針葉樹にはないものです。スギやヒノキなどの針葉樹は、落ち葉が少なく土も乾いており、こういった人工林は木の種類が少ないために生態系も貧弱です。また、人工林は適当な時期に間伐や枝打ちなどの人手をかけなくては育ちませんが、今の日本の林業は壊滅状態です。
そのようなわけで、ドングリの木である広葉樹の森を再生させるための活動が、近年世界中で始まっています。日本にもこのような植樹ボランティア団体がいくつもあり、私も自分にできることからと、3年前から植樹ボランティア活動を始めたのでした。
実際に、森を再生させるための植樹活動をしてみますと、自然と触れ合う機会を持つことによって、それまでに体験したことのなかったいろんな出来事や、楽しい仲間達とも出会うことができました。そして同時にまた、自然や地球環境に対する理解も深まり、自分にとっても多くのためになることがありました。 (つづく)
小泉新内閣が発足したでチュ。女性閣僚は過去最多の五名、また無派閥の議員や民間人を多く起用した点でも、画期的な組閣でチュね。国民の支持率も85%と歴代最高だそうでチュ。(ぐり)
女性閣僚が増えるのは、とてもよい傾向だとボクは思いまチュ。特に環境、法務、文部科学の各大臣に女性が就任したことには期待していまチュ。首相公選制の導入も実現を望みまチュ。(ぐら)