宇宙意識研究所では、2002年春に、奈良の天河神社、大神神社、広島の厳島神社、京都の鞍馬寺など関西〜中部〜四国方面のパワースポットを訪れ、「世界平和の祈り」を行いました。 その時の旅行の様子をここで簡単にご紹介いたします。

3/28(木)朝、東京を出発。お天気は見事に晴れ渡りました。途中、雪が積もった美しい八ヶ岳の山並み、富士山のスッキリとした雄姿を仰ぎ見ながら、中央自動車道で一路、奈良を目指しました。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山として、西国三十三観音霊場第八番札所として、全国に多くの人々の信仰を集めており、四季を通じる「花の寺」としても知られています。私たちはちょうど、春の桜が美しく咲く時季に訪れることが出来ました。

長谷寺は天武天皇の御願により、道明上人が西暦686年に創建し、古典文学の代表である源氏物語や枕草子などにも「初瀬詣」として語られています。坂之上田村麻呂は797年にここで観音の霊験を得、その後の時代には、菅原道真、足利義満、松尾芭蕉、小林一茶なども参拝に訪れ、古く長い歴史を持つ寺です。

3/28(木)の夜は、奈良県吉野郡にある下市温泉「秋津荘」に宿泊し、翌日3/29(金)は早朝に、天河大弁天社を参拝しました。ここは七世紀の飛鳥時代に存在し、修験道の祖として仰がれる、役小角(えんのおづぬ)の縁によって創建されたといわれています。厳島の弁財天、竹生島の弁財天ともに日本の三大弁財天として有名で、特に芸能関係者のファンは多いそうです。

天河神社の境内に、大岩が柵に囲われて置いてあります。これは、数年前に天川村にいくつか落下した隕石のひとつだという話です。この岩に手をかざしてみると、気のせいかもしれませんが、不思議なエネルギーのようなものを感じました。天河神社に行く機会があったら、ぜひ試してみてくださいネ。

丹生山にある、この地方で一番古い神社。御祭神は(クラオカミノカミ)で、イザナギ、イザナミ、二尊の御子神。大気を浄化し万物生成化育の根源たる水を主宰し、地球上のあらゆる物象の上に、はかり知れない恩恵を与え守護している、いのちの神様だそうです。この神社を参拝した後、私たちは明日香へと向かいました。
「万葉のふるさと」ともいわれる奈良県明日香村には、歴史的に大変貴重な古代の古墳や史跡が多く存在しています。6世紀の終わりから7世紀初頭にかけての飛鳥時代には、ここが日本の中心地でした。当時の文化の面影を、今なお現代に伝え続けている明日香村を訪れてみました。



明日香村には、数々の石造遺物があちらこちらにちらばって、点在しています。石舞台古墳は、日本を代表する壮大な方形墳で、30個以上の花崗岩を組み合わせてできており、中でも天井部の岩の重さは77トンもあります。当時は上部に封土(もりつち)がされていたそうですが、現在は玄室部が露出している状態になっているのだそうです。

この石舞台古墳は、6世紀後半に政治の実権を握っていた蘇我馬子の墓ではないか、といわれているのですが、真実のほどは謎に包まれたままだそうです。

明日香に存在する謎の石である史跡、「酒船石」。今回、キトラ古墳には訪れませんでしたが、この地域では発掘調査が現在でも継続中で、新たな石造物や遺跡が続々と見つかっています。今後は、いったいどんな発見がもたらされるのか楽しみです。
明日香村をあとにして、日本一の大鳥居があることでも有名な、奈良県桜井市にある大神(おおみわ)神社を参拝しました。大和国一ノ宮・三輪明神と親しまれていて、「古事記」では御諸山、「日本書紀」では三諸山と称されている、日本最古の神社です。大神神社には本殿がなく、三輪山のすべてを御神体としています。
私たちは、小一時間かけて三輪山の頂上へ登り、そこで「世界平和の祈り」を行いましたが、この神域にはカメラの持ち込みが禁じられているため、撮影はできませんでした。境内には、有名な「三輪の神杉」が数多くそびえ厳粛で気持ちの良い静寂を保っていました。

大神神社の参拝をすませた私たちは、奈良を離れ進路を広島へと向けました。広島市内のホテルで一泊して、翌日の3/30(土)にはフェリーに乗って宮島へ渡り、厳島神社を参拝しました。海中に建つ厳島神社の朱丹の大鳥居の姿と、海に浮かぶ能舞台は世界的にも有名です。

厳島神社の参拝後はロープウェイに乗って、宮島の弥山(530メートル)に登りました。ここの弥山原始林は、瀬戸内海に残る極相林(植物のバランスが極相に達し安定した状態の林)としても貴重な存在であり、天然記念物に指定されています。

弥山の頂上一帯には、奇岩、怪石が多く、獅子岩展望台の巨石群からは、いくつものペトログラフ(世界最古の文字といわれる、メソポタミアのシュメール人が作った古拙文字やくさび形文字よりもさらに古い超古代文字)が発見されています。これらはもしかすると、現代の歴史の教科書にないような、超古代の時代に、高度な文明が存在していた証なのかも知れませんね。

弥山から下山後は、再びロープウェイとフェリーを乗り継ぎ、しまなみ海道を走り、3/30(土)の夜は、愛媛に住む友人たちの所へ寄りました。ここでは、何年ぶりかで顔を合わせた楽しい仲間たちと一緒に、深夜遅くまでかけて、不思議な瞑想体験や、「世界平和の祈り」などをして過ごしました。
3/31(日)は、愛媛県今治市にあたらしく出来た温泉「清正の湯」で旅の疲れを癒し、のんびりとくつろぎました。4/1(月)には、四国を発ち瀬戸大橋経由で大阪へ。万博記念公園の桜も満開で素晴らしい眺めでした。翌4/2(火)には、京都の鞍馬山へ向かいました。

鞍馬山は、約二億六千万年前に起きた海底火山の隆起によって生まれたそうです。鞍馬山の山体の大部分は、輝緑凝灰岩と呼ばれる、その当時のまま古い岩でできているそうです。この鞍馬山は、源義経が幼少時にここで修行をした地といわれ、牛若丸と鞍馬天狗の物語でも知られ、心身共に安らぐことの出来る大自然に囲まれた気持ちの良い場所でした。

鞍馬寺の奥の院・魔王殿は、今から650万年前、金星より地球の霊王として天降り地上の創造と破壊を司る護法魔王尊が奉安されている、と言われます。今回は、あまり時間的にゆっくりと見て回れなかったので、次回来るときにはぜひ、近くに宿をとってのんびり散策をしたり、自然観察ができたらいいなと思いました。